新しい界面活性剤、重曹イオン水とは?
重曹は自然に還る天然界面活性剤。環境にとてもやさしいのです。
そもそも界面活性剤ってなに?
違った性質の2つの物質の間にできる境界面を界面といい、本来混ざりあわない物質同士の境界に働きかけ、2つを混ぜることができる物質を界面活性剤と言います。
水と油は混じり合わないですよね。
水と油を混ざりあわせる界面活性剤
z界面活性剤は水になじみやすい部分「親水基」と、油分になじみやすい「親油基」を同時に併せ持つ構造をしているのが特徴で、例えばマヨネーズのように「親水性」のお酢と「親油性」の卵をかき混ぜると、お酢とオイルの界面が活性化され、混ざりあってマヨネーズとなります。
シャンプーや洗濯洗剤、台所洗剤などの界面活性剤の元となるのは油で、水と乳化させるための界面活性剤が有名ですが、泡立たせる作用やとろみをつけるための増粘作用、湿潤作用なども界面活性剤であり、ほぼほぼ化学物質で合成されています。
それが、合成界面活性剤と言われるものです。
重曹イオン水は重曹と水を電気分解してできた界面活性剤。
重曹を水に溶かしただけでは、すべてが溶解せず、ph値も8.0くらいで洗浄能力が弱いのですが、電気分解することによってph値が10以上になり油汚れやタンパク質汚れを分解して落とすことができます。
重曹は水質汚染で問題視されているBOD・COD値がなく環境ホルモンもないので、人にも自然にもやさしい界面活性剤です。
まったく新しい界面活性剤なのです。
まとめ
- 界面活性剤の基本的な内容について説明しました。
- 水と油を混ざりあわせる界面活性剤
- 重曹イオン水は重曹と水を電気分解してできた界面活性剤。まったく新しい天然の界面活性剤なのです。